(株)サンゲツは、オフィスや商業施設、文教施設をはじめ住宅にも使用できるガラスフィルム見本帳「2020-2021CLEAS(クレアス)」を、1月30日(木)に発刊する。
今回から、見本帳名を「CLEAS(クレアス)」と改められた同見本帳は、自然素材から着想を得た意匠性商品をはじめ、飛散防止や省エネ効果などの安全性・環境対応に配慮した機能性商品など、意匠性、機能性の両面から市場ニーズを取り入れた新たな発想で商品を開発、前作より大幅増点した全150アイテムのラインナップとなっている。
その第一の特徴は透け感と意匠性の豊富なバリエーション。巻頭企画「MATERIALS.」では、ストーン・ウッド・ファブリックなど自然素材から着想を得て開発、有機的なデザインはホテルや商業施設などのラグジュアリーな空間にも調和し、上質な雰囲気を演出する。また、目隠し効果を高める「マットPETベース」へプリントを施した新製法を採用し透け感のバリエーションを拡充、視線の高さを中心に上下に濃度グラデーションをつけることで空間のつながりを保ちつつ、視線を遮るデザイン「センターグラデーション」も展開する。
機能面では、飛散防止性能とUVカット性能をほぼ全点(98.7%)に付与した他、「遮熱フィルム」や、夏は涼しく冬は暖かい「低放射フィルム」なども収録する。
この他、ジョイント施工を削減したいという市場のニーズに応え「広幅品」を増点、施工面のサイズにあわせて適切な幅が選定できるように複数幅の常備在庫も拡充した。さらに、従来意匠フィルム施工時にカット工程が必要であった端部に、スリット処理を施すことで作業手間を削減するなど、施工性の向上も図った。
また、見本帳発刊にあわせて、屋外に面したガラスへの施工可否を判断する「熱割れ判定」のWEBサービスシステムを改善、回答所要時間を大幅に短縮し、即時回答を可能にすることで利便性を向上させた。
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